感謝
本日もたくさんのお客様に、はなぶさ旅館ご利用賜りまして、ありがとうございます。従業員一同、真心こめておもてなしさせていただきます。
二十四節気 立頂
五月五日、太陽が黄経四十五度のときにあたり、春景も色あせ、木々の新緑の美しい爽やかな初夏の気が立つ候。
二十四節気 小満
五月二十一日、陽気高調しつつあり、万物ほぼ満足を得る候、とありますが、本年はおもいがけなく例年にない春先の凍霜害と冷雨の多い年となり青鮮野菜の生育が悪い為、春キャベツなどの青物野菜の値段が高止まりとなっております。又、四月下旬に行われました、静岡の新茶初取引でも凍霜害の為、例年の三割程度の出荷量しかなかったそうです。
いつもご利用頂いております、静岡県東部地区の茶業農家の皆様には、心より励ましの言葉を送らせてて頂き度く思います。
端午の節句
こどもの日で知られる五月五日は単語の節句でご節供の一つであります。古来上己(三月三日)を女子の節句とするのに対し、端午の節句は男子の節句としました。菖蒲や蓮を軒に吊るすので、別に菖蒲の節句といいます。
まっすぐにのびた剣状の菖蒲は尚武に通じ、特有の芳香は邪気を祓うと信じられ、古くから信仰の対象とされてきました。根茎は健胃剤、神経痛、リューマチに効くとされています。男の子は、菖蒲を結んで兜や錺(かざり)を作り、それを頭にのせて菖蒲湯に入ると、一年間無病息災で暮らせると信じられていました。
軒下に菖蒲と蓮を吊るせば、邪気を祓って天災を防ぐともいわれております。菖蒲杯といって酒に浸せば不老長寿となり、根を刻んでご飯に混ぜれば、すばらしい香味が楽しめます。
江戸の中期以降、武家にらって甲冑、武者人形などを飾り、庭先には幟旗(のぼりばた)や鯉幟を高く立てて、男子の成長を願う習わしとなりました。
鯉は中国の黄河の上流にある竜門の滝を登って蛟竜になることから、恋の滝登りは立身出世の例えになり、かわいい我が子が健やかに成長して出世を望まぬ親はなく、江戸中期より鯉幟りをつけて初節句に高くかかげ、子供の成長を祝う慣習となりました。
又、粽を食べるようになったのは、中国は楚の国の忠臣、屈原が水中に身を投じて、没したことを悼み、蛟竜のきらいな陳樹(おうすのき)の葉で米を包み、五彩の糸をかけて水中に沈めたことに由来すると言われています。
我が国には平安以降に伝わり、屈原の命日である五月五日に粽を食べるようになったそうです。柏餅が何時の頃より食べられるようになったか定かではありませんが、柏の葉は「炊葉」といって、古来から食物を盛る最初の器とされておりました。
柏の葉には多量のタンニンが含まれていますので、殺菌力があり、香気は邪気を祓うと信じられておりました。
回に青菜山ほとどぎす初がつお
花の敬るのを待って●●●のように、人花の庭先や軒下に小手鞠、卯の花、藤の花、菖蒲など一斉に花が咲きます。この辺りの野山には、鶯の若鶏や鶏、コジュケイ等が多くその鳴き声姿で初夏の訪れを教えてくれます。
山口素堂のこのあまりにも有名な句は五感にぐっと響き渡ります。もう一方、海の主役初鰹は、今年、なぜか不漁とのことで、水産庁より多併用方面に調査船が出港したとの新聞記事がありました。
藍縞の魚 姶より値が高し
江戸時代の川柳にあり、この記事初ガツオの値段は姶の着物より高かったそうです。初物好きの江戸っ子は、女房を質にいれても食べたいというほどの初ガツオを好んでいたようです。カツオのタタキに生姜、葱、ニンニク、ポン酢で一杯、又は白飯、お茶漬けといいですね。
その眼●脂肪に神経細胞や臓器の機能を活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれており、ヘルシー食材としても見直されています。
調理長 出口晴雄




