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調理部だより2010-06

陶芸の宿 はなぶさ 調理部だより 2010.06.03|>>宿泊プランはコチラ<<

本日も沢山のお客様に、はなぶさ旅館をご利用賜りましてありがとうございます。従業員一同、心よりおおmてなしさせて頂きます。

二十四節気 芒種

六月六日。稲谷麦などの穂先のある作物が生育したる候。田植えの時期で農家は最も忙しい。又、麦野収穫時期でもあり「麦秋」というきれいな言葉で言い表わします。

二十四節気 夏至

六月二十一日

太陽が横経九十度の最も高い夏至点に達する日で、北半球では昼が最も長く、夜が最も短くなる。この夏至を中心に約三十日から四十日間梅雨となります。梅の実が熟し、春から夏の天候に移り変わるこの時期我が国固有の季節現象であります露が始まります。

次第に高くなってくる太平洋高気圧と大陸の高気圧にはさまれた日本付近は気圧の谷に入り、太平洋方面からの水蒸気を多く含んだ暖気と、大陸方面からの乾燥した冷たい空気が接して梅雨前線を形成します。これがオホーツク海方面の優勢な高気圧に圧迫されて列島に停滞するため雨の日が多くなります。気温に十五度、湿度八十パーセント以上ともなればジッとしていても汗ばみ、息も苦しくなります。

しかし、この時期が空梅雨だったりいたしますと農作物の収穫に大被害をもたらします。

古来、六月は五風十雨の季節で、五日目に風が吹き、十日目に雨がふればその年は五穀豊穣が約束されると言われて参りました。緑いよいよ濃く、夏の到来を告げるこの雨も天の恵み、地の栄えに又、感謝致します。

鮎。 解禁

「春生じ、夏長じ、秋衰え、冬滅す。」これは、鮎の一生を表わした言葉です。それぞれ氷魚、香魚、錆鮎、年魚の字をあてます。田に水を引く「水の日」い狩野川鮎漁解禁です。

鮎は川魚の王として万葉時代から賞味され、釣りや鵜飼などによって漁獲されました。その昔、神功皇后が戦勝祈願の為に釣をして占ったおりに鮎が釣れたとの故事から魚へんに占いを合わせたとの伝説があります。

秋、川の下流の浅瀬で孵化した幼魚は、海に下り冬は海中、に生息してよく張る六~八センチの大きさになります。この若鮎は氷魚と呼び、川を遡り、夏の間は上流で育ち、二十~二十五センチに発育して秋には川を下ります。

この頃を落鮎と呼び、体色が産卵のため赤味がかってくることから●鮎とも呼びますが、やがて河口の砂礫に産卵して一生を終えます。一年が一生であることから年魚と呼びます。

「伊勢の海人の朝な夕なに潜くとふ鮑の介の片思ひにして」万葉集

アワビは、産卵期の前が食べ頃です。初夏からこの季節特有のうまみが出て旬の味となります。刺身はもちろんの事、水貝、酒蒸し、塩蒸し、バター焼きと調理法も様々です。

どれにしてもそれぞれの美味しさが味わえます。当館の伊勢エビと鮑のコースメニューご賞味下さい。

調理長 出口晴雄

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